ストーリー
※ネタバレ注意※
妖界と人間界の監視役、閻魔大王の縁楽(えんらく)は
『昔、起きた争いが二度とないように… 』と願う。
各世界の平和を保つため、縁楽は結界をはった。
このまま、平和な日々が続くと思っていた…
しかし、平和は長く続かなかった…
突然、犬神の樒(しきみ)が悪さをするようになり、
妖界はめちゃくちゃに・・・
縁楽は樒を妖界から追放し、冥界に飛ばした。
縁楽をはじめ、他の妖怪たちもひと安心…
それから二年後―
黒澤花子(くろさわはなこ)と清瀬未華子(きよせみかこ)は
「”邪悪なもの”がこの世界を壊そうとしている」と異変に気付く。
妖界には悪霊が次々と出現・・・
ある日、冥界に飛ばされたはずの樒が現れた!
冥界の王となった樒は縁楽の強力な結界を簡単に破り、
妖界に悪霊と妖魔、闇妖怪を大量に送りつけてきた!
それを浄化して、平和な日々を取り戻すため
妖怪たちが立ち向かう・・・!
プロローグ~第1章「朱鳥編」
ふはは!
冥界の王、樒さまだ!
お前たちに
妖魔と悪霊を
退治できるかなぁ?
ほんとは
普通の犬神だったのに…
どうして・・・・・?
メリー・ウィアードが作り出した奇妙な国「レイドーラシア」。
そこはおもちゃとお菓子で溢れていた。
あるとき、妖たちが次々と行方不明になる事件が起こる。
メリーの兄、レイド・ウィアードは事件解決のため、
”ある実験”をしているマルク・レーゲという
妖怪の研究所に向かう。
研究所に辿り着いたレイドは息を止めた。
室内にある複数の”箱”から異臭がしたのだ・・・。
身の危険を感じたレイドはいったん城に戻ろうとしたとき、
白衣をきた銀髪の妖怪が現れた。
第2章 レイドーラシア編
第3章 華月編
色鮮やかな住宅街が華やかな国、「華月」。
平和そうな国に見えるが、
ここは縁楽が危険な国として指定している。
住民たちは欲が強く、お金の使い方が特に荒い。
国全体的に自分勝手に生きている妖怪が多いので
犯罪が多い。
ある日、突然国王がいなくなり、国は大混乱に陥る。
口裂け女の瑠已は失踪した妖怪を探している途中、
自称詐欺師の春麗に出会う。
その後、ハクと卯月たちと一緒に国王を探すことに。
その頃、四凶軍(しきょうぐん)という謎の組織がある計画を進めていた。
第4章 星都(シンチャンシー)編
美しい国、「星都」。この国はいつでも天の川がみれる。
年に一度、「七夕大祭」を開催する。この祭りは星に感謝をする伝統行事。その祭りの準備のため、国王ウォン・スーローは朱鳥の妖怪たちを呼んだ。神樂と千尋は花子や颯斗、六狗たちを歓迎した。祭りの前夜祭は大いに盛り上がり、楽しんでいた。
しかし、何者かに保管してあった星の一部が盗まれてしまう。(悪しき者がその星に触れると災いが起こるらしい)
その瞬間、夜空の星は消え、強い闇雲が出現。
ある妖怪によって星都は闇に支配され、国王は力尽きる。
その妖怪は禁忌の妖術を使い、史上最悪の妖怪を呼び出してしまう。
第5章 光と闇編~エピローグ
絶望と闇で覆われた星都・・・。
縁楽はある妖怪を説得するが、聞く耳を持たない。
そして、ある妖怪が呼び出した妖怪がついに蘇ってしまう。
縁楽は邪悪な妖怪に立ち向かうが、苦戦する。
他の妖怪たちは力を使い果たして動けない。
縁楽は花子にこう言った。
「すまない、お前の両親との約束守れなかった」
続きは内緒